スポイラーの補修手順


スポイラーの補修は次の順番でやってください。はじめての方でも、きっと良い結果ができると思います。

  1. 汚れ落とし
  2. 耐水サンドペーパーかけ(汚れ落とし)
  3. グラファイトバーマット接着
  4. パテ付け
  5. 耐水サンドペーパかけ(平滑化)
  6. 下塗り
  7. カラーペイント
  8. コンパウンド&ワックスかけ(仕上げ)
詳しくは下記の図鑑の説明をご覧ください。





 シリコンリムーバーを使って、補修部のワックスやシリコン、油分等を完全に取り除きます。










乾いた布や紙で、しっかりと拭き取りましょう。
キズ部分がささくれていたり、盛り上がっている場合、カッターやカミソリでカットします。
パテをのりやすくするため、100番の耐水サンドペーパーでバリを取ります。
あえてキズを深くするように削るとパテがはがれにくくなり、仕上がりがよくなります。
グラスファイバーマット(ガラス繊維布)を、キズ部分よりも大きめにカットします。
まずはキズ裏(スポイラー裏側)から。専用接着剤(瞬間エポキシ系またはFRP補修用の2液接着剤)をキズに塗ります。
接着剤を塗り終えたら、すぐにグラスファイバーマットでキズを覆います。
キズにグラスファイバーマットを当て、その上から接着剤を塗り、繊維に浸透させます。
乾きを促進させるため、ドライヤーでキズ部分を乾燥させます。
FRP補修専用パテ「コントールファイバー」をパレットに取り出します。
パテをヘラに取り、スポイラー表のキズに埋め込むようにパテ付けします。ここで平らになるように塗り込んでおくと、後々の作業が楽に。
パテ付けを終えた状態。パテを付け過ぎないように気をつけましょう。
パテが完全に乾いたら耐水サンドペーパーで盛り上がったパテを削ります。
耐水サンドペーパーでスポイラーをならした状態。パテは硬化し、スポイラーは復元しました。
FRP用プラサフ(下塗り)を3~5回に分けて塗ります。
このプラサフは、カラーペイントの接着力を増すために塗るものです。塗り過ぎにはご注意ください。
カラーペイントスプレーを塗ります。
1週間以上自然乾燥させた後、柔らかい布を使い、リキッドコンパウンドで磨きます。
最後にワックスで仕上げます。

▼今回の補修に使用した主なアイテムはこちら
  FRPプライマー FRP用ペイント下地剤。
  シリコンリムーバー ワックス・油分等の汚れを除去。
  カーペイントクリア スプレータイプの自動車用塗料。クリアタイプ。
  カーペイントブルー スプレータイプの自動車用塗料。
  リキッドコンパウンド 細目 細目の液状ヤスリ。仕上げのツヤ出し用。
  リキッドコンパウンド 極細 鏡面仕上用液体コンパウンド 詳細はこちら
  耐水サンドペーパー 水研ぎ効果抜群、ソフトタイプで使いやすい耐水サンドペーパー。 詳細はこちら
  パテパレット パテ練り用のパレット。 詳細はこちら
  グラスファイバーマット 大きな穴、ヒビに最適なFRP素材のあて材。 詳細はこちら
  コントールファイバー 車のFRP、ボディのへこみ・穴補修用パテ。
  あて木コルク サンドペーパーを使いやすくするコルク製のあて木。
  超強力接着剤 透明で目立たない強力2液性エポキシタイプ。 詳細はこちら
  拭き取り・ミガキ布 洗ってまた使える、エコロジークロス。 詳細はこちら


Image Credit By Autobacs


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