駐車方法と駐車位置 - 燃費向上・節約運転

駐車方法と駐車位置 - 燃費向上・節約運転

どんなに運転が上手な人でも駐車場で何度も切り返しているようでは、あなたの運転技術を疑われてしまいます。

それほど駐車というのは運転技術とセンスが必要とされます。

特に男性は駐車テクニックも女性へのアピールポイントかもしれません。 (余談※1)

しかし駐車方法やコツを文章で説明するのは難しく、読んでいるほうも理解に苦しむことになると思います。

そこで今回は、簡単な駐車方法と駐車位置で駐車テクニックをごまかす技を紹介したいと思います。 もちろん切り替えしが減ることで タイヤ と時間の 節約 になります。

<タイヤの節約> 駐車方法は長くなってしまうので、最初に節約についての説明です。

・据え切り タイヤというのはご存知のようにゴムでできているのですが、これを据え切り(停車状態で ハンドル
(ステアリング)を切ること)を繰り返していると、地面と設置している部分のタイヤが削れてしまいます。

しかもタイヤというのは細かいトレッドパターン(溝)が刻まれています。

水をかき出したり、 ブレーキ ング性能を上げるためにあるのですが、それが逆効果となって据え切りで削れてしまうのです。

例えるのなら消しゴムです。 消しゴムを回転さながら削ると従来の方向ではない横方向に削り跡ができます。

ノートや机であればそれほど削れないかもしれませんが、道路はヤスリのようにデコボコなので削れるスピードも速いです。

とはいえタイヤは消しゴムのように軟らかいわけではありませんが、据え切りは「ステアリング機構にも良くない」ので、ハンドル操作の際は少しでも車を動かしながらにしてください。

・末切り 末切りとは、ハンドルを左右いっぱい(最大)に切った状態です。

これは「電動パワーステアリング」、「油圧パワーステアリング」の構造から双方ともに良くないことなので(特に油圧式はオイル漏れの原因になりかねません)多用は避けてください。

<駐車方法> 駐車テクニックをごまかすコツ、それは駐車位置とその駐車方法です。 ・右の図で、駐車するならどこが簡単でしょうか。

(A)も角で駐車が簡単そうですが、私は(C)(D)の方が簡単に駐車できると思います。

その方法としては、(C)に駐車するなら(D)から(C)へと車を入れていきます。
そうすることでバックも必要ありませんし、バックで駐車したのと同じ方向に車が駐車でき簡単に駐車することができるからです。

(D)の場合も同様に、(C)から(D)へと車を運転しながら駐車すれば簡単です。 (注意※1)

・右の図は、駐車スペースと道路までの間が開いています。

このような場合の駐車では、バックで入れるよりもフロントから入れて、出る際にバックで出たほうが簡単です。

「なぜ簡単なの?」と思われるかもしれませんが、バックで入れるのと出るのでは「注意する点の数」と「範囲(広さ)」とでも言うのでしょうか、それに違いが出てきます。

しかし右の図でフロントから入れてしまうと、出る際に注意する点が増えてしまい逆に難しくなります。

あくまでも臨機応変に駐車スペースを見極めて駐車することが必要です。

・右の図のような駐車場での車の位置

角に駐車スペースを見つけ駐車できる場合、きっちり左右の線に合わせて駐車することも大切ですが、フリースペースがある場合には多少隣の車との間隔開けておくのもいいかもしれません。

ドアによるキズもつけられにくいですし同乗者も降りやすくなります。

・右の図のような駐車

教習所の教え通りに駐車を図の位置から始めるのも良いのですが、下の図のように駐車している車と車の間に入り込むように車を持っていってからの駐車の方が、教習所で教えてもらった駐車方法を一部省いてからの方法になりますので、駐車が容易に行えるようになります。

・輪止めまでの間隔

タイヤが輪止めにあたるまで下がることも必要かもしれませんが、あたった瞬間にはそれなりの衝撃があります。

それより簡単なのは、左右の車のドアミラーの位置を見ることです。

乗っている車種によって多少間隔を変えなければいけませんが、軽自動車で左右が普通乗用車であれば、ドアミラーの位置を合わせるだけで前後十分に駐車場に収まります。

軽自動車は普通乗用車に比べホイールベース(前輪と後輪までの距離)が短いのと、フロント・リアの長さも同様に短いからです。

つまり、隣の普通乗用車のドアミラーの位置に合わせれば、輪止めを見なくとも前後の間隔は問題なく駐車できる車種もあるということです。 (注意※2)

少々長い乗用車でも同様のことができますが、左右の車種の長さを知っているか、ドアミラーの位置を合わせずに少し前にするといいかもしれません。 (余談※2)

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