バンパー補修・アルミホイール補修




キズ部分をシャンプー洗いし、キズのささくれやヘコミ、盛り上がりをカッターナイフで削り落とします。
パテの接着力を増すため、キズ及びその周囲約10cm程度の範囲に100~320番の耐水サンドペーパーをかけます。
バンパー傷を直すパテのA剤とB剤をパテ用パレットに約20cm程度、ほぼ同量を取り出し、ヘラを使ってパレットの上で素早くよく混ぜ合わせます。
補修部分と塗装面の境目を目立たなくし、美しく仕上げるのがボカシ処理。写真のようにマスキングテープ幅の半分を浮かす方法も。
パテを混ぜる時は、空気が入らない様にヘラを寝かせ強く押し付ける様にします。パテの中に空気が入ると後で削る時、気泡によるクレーターが現れ、手間が増えます。
バンパー用パテは、樹脂に適応する柔らかいパテ。硬化したパテを削る時はあまり力を入れず、石鹸水を付けて磨くとパテの境目がきれいに仕上がります。
約2時間後、爪で押しても後が残らないぐらいに硬化したら、320番の耐水サンドペーパーでパテを削ります。 塗装面との段差がなくなるまで削ったら、1000番の耐水サンドペーパーで表面をツルツルに仕上げます。
表面が平滑になったら、カラーカットでカラーペイントを吹き付ける部分の汚れ、油分などの脱脂を行います。また、水分もよく拭き取ります
マスキングシートで周囲よりも少し広めにマスキングします。
厚紙や段ボールを利用して、パテを削った時にできたキズの大きさに合わせて穴を開けた当て紙を作ります。
当て紙をボディから1cmほど離してバンパー用プライマーを薄く3~5回に分けて塗ります。
カラーペイントを薄く重ね塗り。カラーペイントの重ね塗りの回数は、最低でも7~8回、できれば10回以上重ね塗りを。
万一ペイントがタレてしまった時は作業を一時中断。タレ部分が乾いたら、1000番位の耐水サンドペーパーで削り平らにし、その後塗装を再開します。
マスキングは1~2時間後、表面が乾いたらすぐにはがします。塗装面に対して直角にゆっくり引っ張りながらはがします。
1週間程後、スプレー補修部分が完全に乾いてから、コンパウンドの細目→極細→最終仕上げの順で磨き、最後にワックスで仕上げます。

▼今回の補修に使用した主なアイテムはこちら
  プラサフスプレー グレー ペイントの下塗り塗料。           詳細はこちら
  バンパープライマー スプレータイプの自動車用塗料。
  カーペイントクリア スプレータイプの自動車用塗料。クリアタイプ。
  カーペイントブラック スプレータイプの自動車用塗料。
  リキッドコンパウンド 細目 細目の液状ヤスリ。仕上げのツヤ出し用。
  リキッドコンパウンド 極細 鏡面仕上用液体コンパウンド       詳細はこちら
  スーパーファインコンパウンド 超微粒子のコンパウンド。
  耐水サンドペーパー 曲面にもなじみやすい耐水サンドペーパー。 詳細はこちら
  マスキングテープ ボディ曲面にも簡単に作業が出来るマスキングテープ。 詳細はこちら
  マスキングシート マスキングテープに、周囲まで保護するシート付き。 詳細はこちら
  あて木コルク サンドペーパーを使いやすくするコルク製のあて木。
  カラーカットブリスターメタリック ボディの落ちにくいよごれを落とす強力クリーナー。 詳細はこちら
  パテパレット キズ取りから艶出しまで簡単補修に最適のミニセット 詳細はこちら

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